代表挨拶
VOice Recording Peforming Arts Laboratory
VORPAL(ボーパル)代表の 星野貴紀 です。
『可能性のある人間がいたら一人でも多く世に出したい』
これは、師・野沢那智がよく言っていた言葉でした。
僕自身も声優としての活動を続けながら講師をはじめ
て10年が過ぎようとしています。演技者としても、
トレーナーとしても若輩ですが、師の想いが年々自
分の中で強くなっていくのを感じます。
しかし、無暗にトレーニングを続けることがはたして
世に出るための近道なのでしょうか?いくつかの養成
所で講師を務め、生徒たちとふれる機会が多くなるに
つれ、その疑問は確信的なものになっていきます。
『目的無くトレーニングをしても時間と資金の無駄でしかない』と。
そしてこの解に行きつくのです。
『目的を持ち、いかに成長していくかこそが大切である』と。
そのためには、トレーニングのベンチマークが必要です、基礎から応用、演技論まで参照できる資料が必要です。個人で調べ、まとめ、知識とするにはなかなかの労力が必要になります。
それをあらかじめまとめ、意欲ある方々に使っていただくため
そして、師匠の想いを実現するため才ある後進を育成していくために研究所を発足いたしました。
長い俳優生活、壁にぶつかることもあるでしょうそんな時にいつでも帰ってこられる学び舎として、そして業界に貢献し、半世紀以上続いてきた声優文化のさらなる発展と、それに貢献できる人間を一人でも多く送り出すために。
星野貴紀
略歴
ほしのたかのり…オフィスPAC所属 主な出演作は、バットマンvsスーパーマン(スーパーマン役)ガン×ソード(ヴァン役)遊戯王ARC-V(ジャック役)THE KING OF FIGHTERS XIV(八神庵役)など多くの作品に出演。また、2006年からは講師としても活動。
2010年、パフォーマンス団体shockhearts(ショックハーツ)代表、2012年、制作団体 soulevolution(ソウルエヴォリューション)代表など実演を通しての後進の育成にも力を入れる。